ピアノと付き合う

生徒さんから焼き菓子のプレゼントを頂きました✨。

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最近は、熟年世代の方でピアノを習われる方が増えております。このお菓子を下さった方も、じき還暦を迎えられるという世代の方です。子育てや仕事に追われて人生を駆け抜けてきて、色々なことが一段落して好きな音楽にもう一度向き合いたい。というお気持ちの方が多いです。皆さんが一様に仰ることは「先生、でももう指も動かないし楽譜を読むと目が疲れてしまって。。」と嘆かれます。

確かに高い難度を駆使した曲を弾くのはは大変だと思います。そんな生徒さんには体力や技術に見合ったレベルの曲を選んで差し上げるようにしております。その代りに音楽性の掘り下げ方を深くしてみると、また違う角度からピアノを楽しむことも可能です。

例えは適切かどうかわかりませんが。。海外旅行に行く体力がなくなっても国内旅行で素敵な旅はできるはずです。国内旅行にも行かれなくなってしまったら。。ご自宅の近くの公園をお散歩して季節のうつろいを味わうことで心豊かな時間を過ごせると思います✨

長い時間をかけてピアノと楽しく付き合うという柔らかい心で鍵盤を押し下げて頂きたいと思います。