音楽ミニ知識

こちらのコーナーでは音楽全般にわたる、ちょっとしたミニ知識をご紹介したいと思います。

日本で現存する最古のピアノ

西洋音楽が日本に入ってきたのは明治時代。文明開化と共に多くの西洋文化が日本に入ってきました。
ところがピアノはそれよりも前、江戸時代に日本に持ち込まれていたのです。
それはドイツ人医師のシーボルトによって日本に持ち込まれていました。
1819年イギリス製のもので、スクエア型といって
長方形の机のような形をしていました。引き出しがついていて中には物を入れられるようになっていたそうです。
鍵盤は現代のピアノが88鍵あるのに対し、68鍵だったそうです。
あちこち壊れて弾けない状況でしたが、2009年に修復され、現在、山口県萩市の熊谷美術館に所蔵されています。

歴史を乗り越えてきたピアノ、どんな姿なのか是非見てみたいものです。